2026年は“日本株”を狙え|円高リスクに備える為替ヘッジと、日経平均・TOPIXの選び方【50代60代向け】

2026年は“日本株”を狙え|円高リスクに備える為替ヘッジと、日経平均・TOPIXの選び方【50代60代向け】

「いつも全世界株式やS&P500を勧めてたのに、なんで日本株?」——その疑問、よく分かります。コアが全世界株式・S&P500でいいという考えは今も変わりません。でも忘れがちなのが、オルカンもS&P500も“外貨建て資産”だという事実。円高が来れば、株価が動かなくても資産は目減りします。2026年は、為替リスクを分散する“日本株トッピング”が効いてくる年だと考えています。

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なぜ2026年に日本株なのか(為替リスクの分散)

あなたの資産、円安に偏っていませんか?オルカンもS&P500も外貨建て円安で増え、円高で目減りする1ドル150円→130円で約13%ダウン株価が動かなくても資産は減る

ここ数年、僕たちは歴史的な円安の恩恵を受けてきました。S&P500やオルカンを持っているだけで、株価上昇+円安効果で資産が増えた。でもその含み益の一部は、単に円の価値が下がったことによるものです。つまり今、多くの人の資産は猛烈に「円安シナリオ」に偏っているのです。

もし円高が進めば、1ドル150円が130円になるだけで、S&P500の株価が動かなくても資産価値は約13%ダウン。これを誤差と笑えるならいいですが、多くの人にとっては笑えないダメージです。だからこそ、為替の影響を直接受けない日本株が、リスクヘッジとして魅力的に見えてきます。

円高シナリオを無視できない理由

「日米の金利差はまだ大きいから円安継続でしょ?」——基本シナリオはその通りです。でも最近、「金利差縮小=円高」という教科書通りの相関が薄れ、円高の可能性も意外と無視できません。

円安と円高、どちらに転ぶか分からない。だからこそ両方に備える。これが分散投資の真髄です。S&P500一本足だと「株安+円高」の往復ビンタを食らいますが、日本株を持っていれば少なくとも為替のビンタは避けられます。

日本株を動かす主役は誰か

日本株を支える3つの力海外投資家と自社株買い個人は売り越し、海外勢と企業が買い東証のPBR1倍是正・株主還元強化ため込み体質からの脱却積極財政=国策の後押し国策に売りなし

意外かもしれませんが、日本株を動かすメインプレイヤーは海外投資家です。一方で日本の個人投資家はむしろ売り越し、新NISAでオルカンやS&P500を買っています。「人の行く裏に道あり花の山」——みんなが手放している今こそ、という見方もできます。

もう一つの主役が企業自身の自社株買いです。東証からの「PBR1倍割れ是正」要請などを受け、ため込み体質だった日本企業が、資本効率の改善・株主還元・ガバナンス改革に本気で動き始めました。その結果、稼ぐ力がつき、日経平均がS&P500を上回る場面も出ています。積極財政という国策の後押しも、企業業績にはプラス材料です。

日経平均とTOPIX、どっちを買う?

個別株は楽しいですが、忙しい方にはインデックスファンドが王道。日本株なら選択肢は日経平均かTOPIXの2択で十分です。

日経平均株価TOPIX(東証株価指数)
構成代表225社・株価平均型プライムほぼ全銘柄・時価総額加重
特徴値がさ株の影響大・動きが大きい分散が効く・動きはマイルド
向いている人成長を牽引する主力に乗りたい市場全体に幅広く分散したい

長期で見れば誤差の範囲なので、迷ったらコストが安い方・純資産総額が大きい方でOK(例:eMAXIS Slim 国内株式の日経平均型/TOPIX型)。あれこれ複雑な商品に手を出す必要はありません。ポートフォリオはシンプルなほど長続きします。

まとめ:あくまで“トッピング”として

2026年・日本株の狙い方

  1. 為替ヘッジとして日本株を強化
    円安・円高どちらに転んでもいいよう通貨を分散する。
  2. 海外勢・自社株買い・国策が追い風
    個人が売っている今こそ逆張りの妙味。
  3. 商品は日経平均かTOPIXのインデックスで十分
    攻めるなら日経平均、広く分散ならTOPIX。

大事な注意点を一つ。今日の話は「もう一歩上を目指す中級者向けの“トッピング”」です。「管理は面倒」という方は、これまで通り全世界株式1本でまったく問題ありません。それが一番楽で、間違いのない道です。中身を理解し、自分のリスク許容度を確認したうえで、日本株という選択肢も検討してみてください。

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りょう|未来投資navi

りょう|未来投資navi

FP資格保有の現役投資家。自己資産4,000万円・運用益1,000万円以上の実績をもとに、50〜60代の投資初心者に向けた「守りながら増やす」資産設計を提案。YouTubeチャンネル「未来投資navi」で発信中。

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