夜明けの空へ打ち上がる次世代ロケット

スペースX上場でイーロン・マスクは世界初の「1兆ドル富豪」へ|IPOに外れた僕が30万円分を買った理由

世界で初めて、純資産が1兆ドルを超える人物が誕生しました。
その人物は、イーロン・マスク氏です。

きっかけとなったのは、2026年6月12日のSpaceX上場でした。
僕はIPOで35株、約75万6,000円分を申し込みましたが、結果は見事に落選しました。

正直、めちゃくちゃ悔しかったです。
それでも未練を断ち切れず、上場初日の週末に約30万円分のSpaceX株を購入しました

なぜ、そこまでSpaceXに魅了されるのか。
この記事では、上場と事業内容を整理しながら、僕がマスク氏の夢に付き添いたいと思う理由をお話しします。

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IPOに外れ、それでもSpaceX株を買った

落選しても、気持ちは離れなかった IPO:35株・約75万6,000円分を応募 結果は落選。上場価格は1株135ドル 上場初日:160.95ドルで終了 IPO価格から約19%上昇 僕は約30万円分を購入 短期の値上がりより、長い物語に参加したかった

SpaceXのIPO価格は1株135ドルでした。
上場初日は160.95ドルで取引を終え、上昇率は約19%です。

IPOで当たっていれば、初日だけで大きな含み益になっていました。
だからこそ、落選したと分かったときの悔しさはかなり大きかったです。

ただ、僕が欲しかったのは初日の19%だけではありません。
人類を宇宙へ運ぶという、途方もない計画の株主になりたかったのです。

そこで、値上がりした後ではありましたが約30万円分を購入しました。
高値づかみになる可能性はもちろんあります。

それでも僕にとっては、短期の値動きを当てるための購入ではありません。
SpaceXがこれから作ろうとしている未来を、株主として見届けるための購入です。

世界初の「トリリオネア」はどれほど大きいのか

1兆ドルは、個人資産の常識を超える 純資産:約1兆1,000億ドル(約176兆円) 世界2位ラリー・ペイジ氏の3倍強 スイス1国のGDPにほぼ匹敵

Bloomberg Billionaires Indexによると、SpaceX上場後のマスク氏の純資産は約1兆1,000億ドル。
日本円では約176兆円に達したと報じられています。

世界第2位の富豪、Google共同創業者ラリー・ペイジ氏の3倍強です。
スイス1国の国内総生産にほぼ匹敵する規模だと聞くと、その異常な大きさが少し見えてきます。

しかし、ここで僕が注目したいのは「いくら持っているか」だけではありません。
その資産を何のために使おうとしているのかです。

マスク氏はXに、「お金では幸せは買えないと言った人は、本当にその通りだと分かっていたに違いない」という趣旨の投稿をしています。
世界一のお金持ちが口にしたからこそ、重く聞こえる言葉です。

僕には、彼が単純に資産残高を増やすためだけにSpaceXを続けているとは思えません。
お金は目的というよりも、火星やAIインフラという巨大な構想を実現するための燃料に見えます。

SpaceXは、もはやロケット会社だけではない

宇宙・通信・AIを一つにつなぐ企業 宇宙輸送 ロケット打ち上げ 再使用技術 月・火星への輸送 Starlink 衛星インターネット 通信インフラ 世界をつなぐ通信網 AI基盤 xAIとの統合 大規模計算資源 宇宙データセンター構想 複数の技術と事業が、一つの大きな構想につながっている

SpaceXには「宇宙事業の会社」という印象が強いと思います。
もちろんロケットと衛星打ち上げは、同社の中核です。

しかし、現在のSpaceXはそれだけではありません。
衛星通信のStarlink、xAIを取り込んだAI事業、将来の宇宙データセンター構想まで、複数の技術が一つにつながり始めています。

SpaceXの魅力は、ロケットの打ち上げだけで企業価値を考えられないところにあります。
衛星通信、宇宙輸送、AI、将来の宇宙データセンター構想が組み合わさり、新しい宇宙インフラをつくろうとしている企業だと僕は見ています。

事業現在と将来の役割
Starlink世界各地をつなぐ衛星インターネット事業。宇宙から通信インフラを提供する。
打ち上げ衛星や宇宙船を運ぶ基盤。再使用技術による低コスト化が競争力。
Starship大量輸送を可能にする次世代ロケット。月・火星構想や宇宙インフラの前提。
AI・計算基盤xAIとの統合やデータセンター構想を含む将来領域。大きな可能性と巨額投資リスクを併せ持つ。

僕が感じる最大の魅力は、これらが別々の事業ではないことです。
ロケットで衛星を運び、Starlinkで地球をつなぎ、将来は宇宙空間に計算資源を置く。

輸送、通信、AIインフラを垂直統合できる可能性こそ、SpaceXの計り知れないポテンシャルだと思っています。

僕がイーロン・マスクに魅了される理由

3度失敗しても、4度目を打ち上げた Falcon 1:最初の3回は軌道投入に失敗 残された資金で挑んだ4回目が成功 失敗を「撤退理由」ではなく「改善材料」にした

マスク氏は、幼少期に深刻ないじめを受けたと伝えられています。
父親との関係についても、本人や伝記では非常に厳しい家庭環境が描かれています。

ただし、細部については父親側が否定している内容もあります。
そのため、ここでは「虐待」という一言で断定せず、複数の証言に食い違いがある点も記しておきます。

それでも、少年時代から孤立や困難を経験しながら、本やコンピューター、宇宙への関心を持ち続けたことは、多くの資料で語られています。
その後のSpaceXでも、順風満帆だったわけではありません。

小型ロケットFalcon 1は、最初の3回の打ち上げに失敗しました。
会社に残された資金で挑んだ4回目に、ようやく軌道投入へ成功します。

僕はこれを単なる「強運」だとは思いません。
3度の失敗で終わらず、4度目を打ち上げるところまでやり抜いた執念が、運をつかむ場所まで彼を連れていったのだと思います。

常識的に考えれば、途中で諦めても不思議ではありません。
それでも彼は、宇宙という未来に向けて進み続けました。

僕は実際に、SpaceXの拠点を見に行っています。
現地で感じた規模感や空気は、数字だけでは伝わりません。

SpaceXの現地映像はこちら

僕が実際にSpaceXの拠点を訪れたときの様子を、動画で紹介しています。

YouTubeで動画を見る

僕が買ったのは、単なるロケット会社の株ではありません。
「人類の未来は、今より遠くへ進める」というマスク氏の夢に付き添うための株です。

夢に投資するとき、忘れてはいけないこと

「好き」と「投資判断」は分けて持つ 企業への共感 夢や経営者への思いは投資を続ける力になる 株価と事業リスク 高い評価額・巨額投資・計画遅延は別に点検する 資金管理 生活資金と切り離し、失っても困らない範囲にする

ここまで読むと、僕がSpaceXを全面的に肯定しているように見えるかもしれません。
ですが、素晴らしい企業と、今の株価で素晴らしい投資になることは同じではありません

上場初日の時点で、SpaceXの企業価値は2兆ドルを超えました。
将来への期待が、すでに株価へ大きく織り込まれている可能性があります。

僕が購入した約30万円は、SpaceXの未来を応援するための資金です。
老後の生活を守るコア資産とは分けて考えています。

SpaceXに魅力を感じても、生活資金や老後資金を一度に投じるべきではありません。
夢の大きな企業ほど値動きも大きくなりやすいため、失っても生活に影響しない範囲に抑えることが大切です。

企業への共感は、長期投資を続ける強い理由になります。
しかし、共感があるからこそ、冷静な資金管理が必要です。

まとめ

僕がSpaceX株を買った理由 上場初日の利益ではなく、長い物語に参加するため 宇宙・通信・AIがつながる未来に期待している 夢への共感と、投資の資金管理は分けて考える

この記事の3つのポイント

  1. SpaceXは135ドルで上場し、初日は160.95ドルで終了
    僕はIPOに35株申し込み落選しましたが、その後約30万円分を購入しました。
  2. SpaceXはロケット会社だけではない
    Starlink、宇宙輸送、AI、宇宙データセンター構想が一つの未来につながっています。
  3. 僕が投資した最大の理由は、マスク氏の夢と執念
    ただし人物への共感と株価評価を混同せず、投資額は管理します。

イーロン・マスク氏が、ただお金を増やすためだけに動いているとは、僕には到底思えません。
もちろん、彼の行動すべてに賛成するわけでもありません。

それでも、何度失敗しても「人類を宇宙へ進める」という夢を諦めず、実際にロケットを飛ばしてきた。
その狂気にも近い執念に、僕は経営者としての魅力を感じます。

SpaceX株がこれから上がるか、下がるかは分かりません。
それでも僕は、無理のない金額で、この夢物語の続きを見届けたいと思っています。

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りょう|未来投資navi

りょう|未来投資navi

FP資格保有の現役投資家。自己資産4,000万円・運用益1,000万円以上の経験をもとに、50代・60代の投資初心者へ「守りながら増やす」資産設計を発信しています。

出典・確認資料

※資産額、株価、企業価値などは2026年6月13日時点の報道に基づきます。本記事は特定銘柄の購入を推奨するものではありません。