こんにちは、りょうです。
S&P500に投資をしている方、チャートの見方って分かりますか?
Googleで「S&P500 チャート」って検索したら、1番上にリアルタイムのチャートが表示されます。なので、これを確認すれば今の状況を把握できるんですが、いまいち釈然としない人も多いんじゃないでしょうか?
上がってる、下がってる。これぐらいはパッと見で分かりますよね。
でも、そのチャートが自分の投資にどう結びつくのか?あるいは、このチャートを見て価格以外に何が分かるのか?
そういったところまで考える人は、なかなかいないと思います。
実はチャートを見るだけで、現在の価格だけでなく、いろんなことが分かるんです。
例えば、道端に咲いているアサガオを見たとき、あなたは何を思いますか?
おそらくほとんどの人が「綺麗だな」で終わってしまうと思います。
でも、実はアサガオって青、赤系しか基本的に咲かないんですよ。たまに白が咲くぐらい。黄色系は随分昔に絶滅していて、現代では自然界に存在しません。
つまり、見る人が見れば「おっ!これは貴重な白だ!」とか「ん?黄色い花があるけど、これはアサガオじゃないな」みたいな発想が浮かぶわけです。
同じアサガオを見ていても、知識がある人とない人では、見えている世界が全く違ってくるということですね。
これは、チャートも全く同じなんですよ。
この一見無機質な形状に見えるローソク足も、実は植物や動物みたいな生き物で、その裏にはいろんな秘密が隠されています。
単純に「上がった・下がった」だけでなく、投資家の心理、市場の温度感、さらには「近い将来に嵐が来そうか、晴天が続きそうか」、そんなところまでうっすら映し出されているんです。
結論:今、S&P500は非常に堅調に推移しています。
2025年9月29日現在、S&P500の年初来リターンは12.5%です。価格は6,600ポイント台と、勢いは止まりません。
だいたいS&P500の平均リターンって年間10%ぐらいなので、9ヶ月で12.5%って、けっこうなハイペースです。
「でも、なんでこんなに上がってるの?」
そう思いますよね。理由は、米国企業の業績が非常に良いからです。
たまにふとハンバーガーを無性に食べたくなって、今日のお昼はマックにしよう!と思う時ないですか?
昼時だから多いだろうと分かっていても、期間限定の月見バーガーの誘惑に勝てない。モバイル予約をして決済まで済ませてお店に取りに行くも、想像以上に並んでて結局待たされるみたいな。
今まさに、S&P500は週末のお昼のマック状態になっています。予想を超える長蛇の列が発生しているんです。
第3四半期(7月〜9月)の1株利益の成長は+7.9%の見込みです。これが実現すれば、9四半期連続で増益となります。
約2年以上、ずっと利益が増え続けているということです。
しかも面白いのが、11セクター中8セクターが増益見込み。IT、公益、サービス、ヘルスケアなど、幅広い業種で利益が伸びています。
ここからは、チャートの見方について基礎的なところをご紹介していきます。
まず、チャートを見る上で必須の知識がローソク足です。
ローソク足って、名前の通りロウソクみたいな形をしてるじゃないですか。これ、実は日本人が江戸時代に発明した分析手法なんですよ。
1本1本が「その期間の株価の動き」を表しています。例えば、日足チャートなら1本が1日分。週足チャートなら1本が1週間分。月足チャートなら1本が1ヶ月分です。
①始値:その期間が始まった時の株価
②終値:その期間が終わった時の株価
③高値:その期間で一番高かった株価
④安値:その期間で一番安かった株価
そして、ローソク足には2種類あります。「陽線」と「陰線」です。
緑のローソクが続けば上昇トレンド、赤のローソクが続けば下降トレンド。一目で相場の流れが分かるようになっています。
ちなみにこの値動きは、Yahoo!ファイナンスなどでも確認できます。でも正直、画面が小さくて見にくかったり、見れる種類や期間が限られていて、十分な情報を得ることができないんですよ。
もし詳しくチャートを見たいのであれば、TradingViewを使えばOKです。
無料だと広告がうざかったり、機能が制限されていてちょっと使いづらいですが、Yahoo!ファイナンスやGoogleファイナンスよりは全然いいです。
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結論:S&P500の過去100年のチャートは、険しい山の長い登山道です。
ゆるやかに登り続けますが、ときどき深い崖が現れます。
これからS&P500の100年の歴史を紐解いていくわけですが、最初に知っておいてほしいことがあります。それは、チャートの見方には2つの視点があるということです。
チャートの表示方法にはログ表示と線形表示の2つがあります。
ログ表示は「何%上がったか」を等間隔で見る方法です。ログ表示で100年チャートを見ると、ほぼ直線に近い一定の勾配で上昇していることが分かりますよね。
しかしこれだと、金額の大きさが分かりません。3,000円の時に10%上がったら+300円ですが、6,000円の時に10%上がったら+600円になります。
これを分かりやすく反映させたのが、線形表示です。
線形表示であれば、縦軸が1,000、2,000、3,000のように等間隔になります。これを長期で見ると、後半になるほど急激に上昇カーブしているのが分かりますよね。
これが複利の爆発力です。
金額にすると後半ものすごい勢いで加速する。こういう見方ができれば、「あ、だから長期投資が重要なんだな!」ということに気付けます。
S&P500は「毎年10%ずつ上がる」わけではありません。
ある年は30%上がるし、ある年は30%下がる。
でも長期で平均すると10%前後に収束していくということです。
過去100年においても、S&P500はインフレを大きく上回ってきました。
例えば、あなたの資産が10%増えたとします。1000万円投資していたら100万円のプラスです。「やった!100万円儲かった!」と思いますよね。
でも極端な話、その年、物価が10%上がっていたらどうでしょう?
実質的には、あなたの購買力はまったく増えていないわけです。
500万円が550万円になっても、クラウンの値段が500万円から550万円になっていたら、増えた分を車屋がまるごと持っていきます。これが「実質値で見る」ということです。
これは重要な教訓です。S&P500に投資していれば絶対儲かるわけじゃない。始めるタイミングと終わるタイミングによっては、実質ベースで10年間持っていても増えないこともある。
結局投資って「始点ガチャ」なんですよ。
一括で投資する場合は、タイミングが命です。でもベストなタイミングなんて誰にも分からない。
だからこそ、一括投資する時は、最低でも10年以上は使わないお金を投資すること。そして一時的に激減しても耐えられる金額にすること。
リスクの高い商品ほど、勢いよく上がりますが、下がった後の戻りは非常に遅くなります。現にナスダックはITバブル崩壊以降、15年も戻ってきませんでした。
とはいえ、悲観することはありません。ITバブル崩壊時のナスダックも下がり続けたのは2年半程度です。そこからはV字回復しています。
また、他の資産に分散しておけば、こんな悲劇に見舞われることはありません。そして、始点ガチャでハズレを引いたとしても、毎月積み立てをしていけば、底値でしっかり買うことができます。
結論:「200日移動平均線」と「RSI」という2つの指標を使えば、安く買う目安を測ることができる。
ここまでチャートの見方について解説してきましたが、「で、結局どうすればいいの?」って思いますよね。
安心してください。チャート分析って、実は投資初心者でも使える、非常にシンプルな行動ルールに落とし込めるんです。
今回お伝えするのは、「買い増しのタイミングを見極める方法」です。
まず知っておいてほしいのは、株価には一定のリズムがあるということ。
人間の体温が36度前後を保つように、株価にも「このへんが平熱だよね」っていう水準があるんですよ。
で、それを教えてくれる代表的な指標が「200日移動平均線」です。
過去200日間の終値の平均を線でつないだもの。
=この200日間で株を買った人たちの平均購入価格
=市場参加者全体の「損益分岐点」
株価がこの線より上にあれば、平均的には「含み益状態」。逆に、線より下に行くと「含み損状態」になる人が増える。
だから、200日移動平均線を割り込むと、多くの投資家が焦り始めるわけです。「やばい、損してる!どうしよう!」って。
でもこれ、逆に言えば、賢明な長期投資家にとって絶好の仕込み場なんですよ。
みんなが怖がって売っている時こそ、安く買えるチャンス。コストコにいくと、通常バナナは348円ですが、たまに298円になったります。あるいはさくらどりが非常に安くなってたりする。こういうのを狙って買ったら、食費を安く抑えられますよね。
200日移動平均線を見ると、株価の割引セールの時期が分かるんです。
実際、過去のデータを見ると、S&P500が200日移動平均線を下回った後、そこから1年後のリターンは平均で約15%とかなり高いんです。
RSIは簡単に言うと「買われすぎ・売られすぎ」を数値化したものです。0から100の数字で表されます。
これ、ゴムボールに例えると分かりやすいです。グッと力を入れて水の中に深く沈めれば沈めるほど、手を離した瞬間、ものすごい勢いで浮き上がってきますよね。
株価も全く同じです。
売られすぎて沈みすぎると、その後は反発する力が強くなる。物理でいう抗力と同じです。
実際、過去のS&P500でRSIが30を下回った後の3ヶ月リターンを見ると、平均で約10%上昇しています。
では、さらに具体的な方法をお伝えします。ここからがこの記事で一番の肝になるところ。
それは、この2つの指標を組み合わせた「買い増しルール」を作ることです。
まず大前提として、毎月コツコツ積み立てをしていきます。これは何が何でも続けてください。
その上で、この2つの条件を活用して「買い増し」をします。
この方法の良いところは、「考えすぎなくていい」ということ。「今買うべきか、待つべきか」で悩む必要がありません。線より下なら買い増す、線より上なら通常通り。これだけです。
なぜ分けるかというと、RSIが30を切ってもさらに下落する可能性があるからです。酷い時には20を切ることだってあります。なので、一気に全額ぶち込んではいけません。
もし、25万円だけ入れた後、上昇してしまったらそれは仕方ありません。また次のチャンスを待つのみです。
この手法が鉄板ではないことをご理解ください。
非常に弱気相場に入ったら株価は、あなたが思っている以上に下がります。
「もう十分下がったでしょ」と思ってから、さらに20%下がることだってあるんです。
だからこそ、資金管理が命なんですよ。
じゃあ、どうすればいいか?
餃子を焼く時は中火でしっかり蒸し焼きにして、最後一気に強火で表面をカリッと焼き上げます。投資も全く同じ。強火にするポイントが重要です。
やりすぎると焦げ付きますが、火力が弱いとパリッと焼き上がりません。そのために、200日移動平均線とRSIという2つの物差しを使うんです。
今回は「S&P500 チャートの見方完全ガイド」について、3つのポイントでお話ししました。
ただし、チャートにのめり込みすぎて短期売買をしてはいけません。あくまで長期投資の中で「今買い増しすべきかな?」程度の指標として活用してください。
今後あなたがS&P500のチャートを見るたびに、ただの「価格の動き」ではなく「投資戦略を立てるための重要な情報源」として活用できるようになります。
もう「なんとなく上がってるから買おう」「下がってるから怖い」という感情的な判断とはサヨナラ。
データに基づいた冷静な投資判断ができるようになり、10年後・15年後に「あのときチャートの見方を覚えておいて本当によかった」と思えるようになります。