回線を止めても、買った機器の代金は残ることがある
携帯の解約後も、端末の分割払いが終わっていなければ請求が続く場合があります。豊島区の消費生活情報でも、解約後の端末代や残債の請求について、今後の請求の有無を確かめるよう案内しています。[1]
駐車場を借りる契約を終えても、そこに置いていた車のローンまで消えるわけではありませんよね。携帯回線は通信するための契約、端末代は手元の機器を買った代金です。この二つを分けて考えると、解約したのに請求がある理由を整理できます。
もちろん、携帯の契約は駐車場や車のローンと同じ条件ではありません。返却を伴う購入プログラム、割引、補償などは個別の契約確認が必要です。たとえばauは、一括清算の申出がない場合、解約後も契約時と同じ支払方法で分割支払残額を請求すると説明しています。[2]
請求を三つに分け、利用月と引落月も区別
対象月と請求元も記入
実際の会社の帳票ではない模式図です。費目名は各社の明細で確認します。
まず請求の内訳を「回線の利用料」「端末の分割代金」「継続しているサービス」に分けます。auの公式FAQでは、機器代金の残額や継続中の端末補償等があれば、解約翌月以降も請求されると案内しています。請求があるだけで解約失敗と決め付けないことが大切です。[3]
さらに、何月に使った料金なのかと、銀行から落ちる月は別です。auは携帯の解約月利用分を翌月に最終請求する一方、クレジットカードの締め日によって引落しがさらに後になる場合を示しています。これはauの例なので、他社の締め日や請求時期は各社の案内で確認してください。[3]
家計メモには請求元、対象月、内訳、金額を並べます。端末代があるなら、残額と残り回数も別欄へ。不要かもしれないサービスは自動解約の有無を調べますが、端末代と同じ意味で「止めればなくなる費用」にまとめないようにしましょう。
仮の家計例:通信料だけでは削減額を決められない
ここからは実際の料金ではない、今後6か月の仮の計算です。以前の毎月の支払いを通信料4,000円と端末代2,000円の計6,000円、変更後の通信料を1,000円とします。古い端末代2,000円が6回残り、新たな端末購入・オプション・一時費用・割引変動がないと仮定します。
この条件なら変更後も当面は1,000円+2,000円=月3,000円を払います。6,000円との差は月3,000円、6か月で18,000円です。旧請求6,000円と新通信料1,000円だけを比べて、月5,000円減ると見積もると、残る端末代を落としてしまいます。残債総額の仮定は2,000円×6回=12,000円です。
購入プログラムの残価や返却条件がある契約では、この単純な掛け算をそのまま使えない場合があります。実際は契約画面の残額・回数・条件で置き換え、分からない部分は未確認と残してください。家計の削減見込みは、全項目をそろえてから出しましょう。
今日は残額を確認して、問い合わせる項目を残す
au利用者向けの確認例です。公式案内ではMy au(Web)へログイン後、「機種情報」から「分割契約の確認および一括清算」へ進み、対象の電話番号・契約を選ぶと分割契約の詳細を確認できます。「支払回数」と「支払残額」を読み取る手順です。ここでは清算の申込みまで進める必要はありません。[4]
確認の完了は、対象の契約を選んだうえで、画面の支払残額・回数と手元の請求を照合し、残る費用を家計メモへ転記できた状態です。解約後の請求内訳もMy au(Web)で確認できますが、解約時の状況でau IDが変わる場合があります。ログインできない場合や内訳が合わない場合は、請求元の公式窓口へ確認してください。[3][4]
今日するのは、最新の請求を一つ用意し、「何の代金か・いつまで残るか・どこへ確認するか」を書くことです。分からない請求を放置したり、説明を確かめずに引落しを止めたりせず、確認先と次に聞く質問まで残しておきましょう。
よくある質問
端末代は早く一括で払えば、その分だけ節約になりますか?
支払時期を早めることと、支払総額が減ることは同じではありません。auの案内では、一括清算の申込後は取消できず、対象の購入プログラムでは一括清算後に特典の対象外となる注意もあります。契約条件と手元資金を確認してから判断し、残額確認の途中で申込みまで進めないようにしましょう。[5]
