結論:口座開設は難しくない。迷うのは「申し込み前に決めること」
まず結論です。SBI証券の口座開設そのものは、思っているより難しくありません。スマホとマイナンバーカードがあれば、画面の案内に沿って進めるだけで、だいたい10〜15分ほどで申し込みまで終わります。
では、なぜ「SBI証券は難しそう」と感じる方が多いのか。それは、手続きの操作そのものより、申し込みの途中で出てくる「選択」で手が止まるからです。
- 口座の種類をどれにするか(特定口座か、一般口座か)
- NISA口座を一緒に申し込むかどうか
- 住信SBIネット銀行も同時に申し込むかどうか
- 本人確認をスマホでやるか、郵送にするか
この4つを先に決めておくだけで、申し込みは一気にスムーズになります。お客様の手続きを横で見ていても、止まるのはだいたいこの場面です。
口座開設で大事なのは「操作を覚えること」ではなく、「申し込み前に4つの選択を決めておくこと」です。ここを先に済ませれば、あとは画面の案内どおりで終わります。
申し込みの前に決めておく4つのこと
1. 口座の種類は「特定口座(源泉徴収あり)」でほぼ大丈夫
口座の種類で迷う方がとても多いです。結論から言うと、新NISAを中心に長く積み立てたい初心者の方は、特定口座(源泉徴収あり) を選んでおけば、まず困りません。
これは、利益が出たときの税金の計算と納付を、証券会社が代わりにやってくれる仕組みです。ご自身で確定申告をする手間が基本的に不要になるので、50代・60代の新NISA初心者には一番ラクな選択です。
2. NISA口座は「同時に申し込む」がおすすめ
口座開設の途中で、「NISA口座を申し込みますか」という選択が出てきます。新NISAを始めたい方は、ここで一緒に申し込んでしまうのがおすすめです。
あとから別途申し込むこともできますが、最初にまとめておいた方が、手続きが一度で済みます。NISA口座は税務署の確認が入るため、実際に使えるようになるまで少し時間がかかることがあります。早めに申し込んでおいて損はありません。
NISA口座は、すべての金融機関を通じて1人1口座だけです。すでに他社でNISA口座を持っている方は、その年は同時に2つ持てないため、金融機関変更の手続きが必要になります。
3. 住信SBIネット銀行を同時に申し込むかどうか
SBI証券の申し込み画面では、住信SBIネット銀行の口座も一緒に申し込める流れが用意されています。これは「絶対に必要」ではありません。
ただ、SBI証券と住信SBIネット銀行を連携させると、入出金や資金の移動がかなりラクになります。僕自身もこの組み合わせで使っています。「とりあえず証券口座だけ」でも始められますが、後から連携を考えている方は、最初に一緒に申し込んでおくと二度手間になりません。
4. 本人確認は「スマホ完結」が一番早い
本人確認の方法は、大きく分けて2つあります。
- スマホで本人確認書類を撮影して提出する方法(早い)
- 郵送で書類をやり取りする方法(時間がかかる)
急いでいないなら郵送でも構いませんが、スマホ完結の方が、口座開設まで圧倒的に早いです。スマホ完結の場合は、マイナンバーカードが一番スムーズです。
口座開設の前に用意しておくもの
申し込みを始める前に、手元にこれだけ用意しておくとスムーズです。
| 用意するもの | 役割・メモ |
|---|---|
| スマートフォン | 本人確認書類の撮影に使います。スマホ完結ならこれが主役です |
| マイナンバーカード | これ1枚あれば本人確認が一番スムーズ。ない場合は下の組み合わせで代用 |
| 通知カード+本人確認書類 | マイナンバー通知カードと運転免許証などの組み合わせでも申し込めます |
| メールアドレス | 認証コードの受信や連絡に使います |
| 銀行口座の情報 | 出金先口座として登録します |
マイナンバーカードがない場合は、「マイナンバー通知カード」+「運転免許証などの本人確認書類」の組み合わせでも申し込めます。ただし、書類の枚数が増えるぶん、撮影や入力の手間は少し多くなります。
申し込みを始める前に、マイナンバーカード(または通知カード)が手元にあるかを必ず確認してください。途中で書類が見つからず止まってしまう方が一番多いです。
SBI証券 口座開設の流れ(ステップ1〜6)
ここからは、実際の申し込みの流れを順番に見ていきます。画面の文言やデザインは変わることがあるので、細かい言い回しより「全体の流れ」をつかんでください。
ステップ1:メールアドレスを登録する
まず、SBI証券の公式サイトから口座開設のページに進み、メールアドレスを登録します。入力したアドレスに認証コードが届くので、それを画面に入力して次へ進みます。
ステップ2:お客さま情報を入力する
氏名、住所、生年月日、職業などを入力します。ここで、先ほど決めた口座の種類(特定口座 源泉徴収あり) と、NISA口座を申し込むかどうかを選びます。住信SBIネット銀行を同時に申し込むかどうかも、この前後で選ぶ流れになります。
ステップ3:規約を確認して同意する
各種規約や説明書を確認して、同意のチェックを入れます。量は多いですが、ここは投資をするうえで大事な内容です。流し読みでも構わないので、一度は目を通しておきましょう。
ステップ4:本人確認書類を提出する
申し込み内容の入力が終わったら、本人確認に進みます。スマホ完結を選んだ場合は、案内に沿ってマイナンバーカードや顔写真を撮影して提出します。
手ブレや光の反射で文字が読めないと、やり直しになることがあります。明るい場所で、まっすぐ撮るのがコツです。
ステップ5:審査・口座開設完了を待つ
提出が終わると、SBI証券側で審査が行われます。スマホ完結の場合は早ければ翌営業日ごろ、郵送の場合は数日〜1週間ほどが目安です(時期によって前後します)。
口座開設が完了すると、ユーザーネームやログインに必要な情報が通知されます。これは大切に保管してください。
ステップ6:初期設定とログイン
口座開設が完了したら、ログインして取引パスワードなどの初期設定を行います。ここまで終われば、あとは新NISAの積立設定に進むだけです。
新NISAの始め方・つみたて投資枠と成長投資枠の使い方は、新NISAをSBI証券で始めるメリットと注意点で解説しています。あわせてどうぞ。
SBI証券の口座開設ページを見る
申し込み前に、口座の種類・NISA同時申込・住信SBIネット銀行連携・クレカ積立の最新条件を公式サイトで確認しておくとスムーズです。
SBI証券の口座開設ページを見る申し込みでつまずきやすいポイント
実際にお客様の手続きを見ていて、よくつまずくのはこのあたりです。先に知っておけば、慌てずに済みます。
マイナンバー書類が見つからない
意外と多いのが、マイナンバーカードや通知カードが見当たらないケースです。申し込みを始める前に、手元にあるかどうかを先に確認しておくと、途中で止まりません。
本人確認の写真がうまく撮れない
文字が反射して読めない、ピントが合っていない、という理由でやり直しになることがあります。明るい場所で、影が入らないように、真上から撮るのがコツです。
口座の種類で手が止まる
繰り返しになりますが、迷ったら特定口座(源泉徴収あり) で問題ありません。ここで悩んで何日も止まってしまう方が多いので、先に決めておきましょう。
申し込み前の最終チェック
口座の種類、NISA同時申込、住信SBIネット銀行、本人確認の方法。この4つを先に決めて、マイナンバー書類が手元にあることを確認してから始めると、ほとんど手が止まりません。
よくある質問
Q. 口座開設にお金はかかりますか?
A. 口座開設・口座維持の費用はかかりません。 実際に投資商品を買うときに、商品ごとの費用がかかる形です。まず口座を作るだけなら、費用の心配はいりません。
Q. マイナンバーカードがなくても申し込めますか?
A. 申し込めます。 マイナンバー通知カードと、運転免許証などの本人確認書類を組み合わせれば手続きできます。ただし書類が増えるぶん、撮影や入力の手間は少し多くなります。
Q. NISA口座は後から申し込めますか?
A. 後からでも申し込めます。 ただ、税務署の確認に時間がかかることがあるので、新NISAを始めたい方は最初に一緒に申し込んでおくのがおすすめです。なお、NISA口座はすべての金融機関を通じて1人1口座だけです。
Q. どれくらいで取引できるようになりますか?
A. スマホ完結なら、早ければ翌営業日ごろが目安です。 郵送だと数日〜1週間ほどかかります。時期によって前後するので、余裕をもって申し込んでおくと安心です。
まとめ:先に4つ決めておけば、手は止まりません
SBI証券 口座開設のポイント
- 手続き自体は難しくない
スマホとマイナンバーカードがあれば、案内どおりで10〜15分ほどで申し込めます。 - 迷うのは「申し込み前に決めること」
口座の種類・NISA同時申込・住信SBIネット銀行・本人確認の方法。この4つを先に決めておきましょう。 - 迷ったら特定口座(源泉徴収あり)・NISAは同時申込
初心者の方は、まずこれで問題ありません。 - 本人確認はスマホ完結が一番早い
マイナンバーカードがあれば、もっともスムーズに進みます。
SBI証券の口座開設は、流れ自体はシンプルです。つまずきやすいのは、手続きそのものより「申し込み前に決めておくこと」の部分でした。
僕自身がSBI証券を使っていて、お客様にも操作方法を案内しているからこそ、初心者の方がどこで迷いやすいかも含めて案内できます。申し込み前に、手数料やサービス内容など最新の条件は公式サイトで確認してください。
投資判断について
本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品や個別銘柄の購入を勧誘するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。制度内容、手数料、サービス内容は変更される場合があるため、申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
いくら投資に回すか迷っている方へ
口座開設そのものはご自身で進められます。ただ、「いくら投資に回すべきか」「現金はいくら残すべきか」で迷う方は、先に資金計画を整理しましょう。
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