金額を決める注文と、数量を決める注文
SBI証券の投資信託の方式比較です。商品・買付単位・預り区分を別途確認します。
金額買付は使う金額を、口数買付は投資信託の数量である口数を指定する方式です。ファンドによって両方を選べる場合と、一方だけの場合があります。買付単位も商品ごとに確かめます。[1][2]
コーヒー豆を「予算内で買う」のか「何グラム買う」のか、入口を分ける感じです。予算を先に決めれば受け取る量が変わり、量を先に決めれば支払う額が変わります。投資信託でも、固定したいのがお金か口数かを考えると、入力する欄の意味がつかみやすくなります。
ただし、店頭の豆と違い、投信の注文時点の表示がそのまま約定価格になるとは限りません。この例えは指定単位の違いだけを表します。基準価額の表示単位、費用、約定日も別に確認が必要です。[2]
NISAと分配金は、方式を選ぶ前に照合する
SBI証券の案内では、口数買付はNISAでの買付に対応していません。スマートフォン向け投信サイトの一括買付でNISA預りを希望するときは、金額買付を選ぶ案内です。さらに対象商品・枠・利用可能額を確認します。金額を指定すれば必ずNISAになる、という意味ではありません。[1][3]
また、口数買付の分配金は証券口座での受取となり、再投資は選べません。金額買付では受取か再投資を選べますが、商品による例外があります。口数で買ってから再投資へ切り替えるつもりなら、ここで立ち止まりましょう。[1][2]
一度購入した銘柄の指定方式は、金額から口数へ、口数から金額へと変更できません。分配金受取方法の変更と、購入方式そのものの変更は別の話なんですね。方式を変えるために売却・買い直しを急ぐと、値動きや税、NISA枠等の別の判断が生じます。[1]
入力前の確認例:今日は発注しなくてもよい
スマートフォン向け投信サイトの公式操作ガイドを確認する例です。候補ファンドの「買付 注文入力」で取引種別を確認し、「金額買付」か「口数買付」かを書き留めます。次に預り区分、金額または口数の欄、分配金受取方法を見比べます。買付単位はそのファンドの情報で照合してください。[3]
確認メモの完了条件は、「取引種別・預り区分・分配金受取方法」が希望と合うか説明できることです。違う、または選択できない欄があれば、発注せず商品条件と公式案内へ戻ります。この記事の確認作業に、注文発注ボタンを押す必要はありません。実際に買う場合は目論見書と注文内容も確認します。[3]
売却するときの使い方まで、一歩先を考える
購入方式によって、その後の売却の指定方法も異なります。公式ヘルプでは、口数指定で購入した投信は口数単位で解約し、定期売却サービスは利用できないとしています。取引単位の例外もあるため、個別ファンドの条件を確認します。[2]
今日は候補を一つに絞り、「使う金額を先に決めたいか」「NISAで保有したいか」「将来の分配金と売却をどうしたいか」の三つを書いてみましょう。方式の違いが分からなければ、そのメモを手元にSBI証券へ確認するところまでで十分です。
よくある質問
口数買付で「1万口」とあれば、支払う額も1万円ですか?
口数は数量なので、円の金額とは別です。1万口当たりの基準価額を表示するファンドなら、その価額と購入口数の関係を見ます。注文時の表示と約定価格、費用も区別してください。支払額を1万円に決めたい場合は、取引種別と金額欄を改めて確認しましょう。[2]
