ポイントが登場するのは、発注より後の段階
SBI証券の案内では、発注時に現金の買付余力を確保し、約定日に利用できるポイントがあれば、設定した月間上限などの範囲で使います。約定日に利用可能なポイントがなければ、全額現金の買付になります。ポイント残高と、発注用の現金を同じものとして数えないのが出発点です。[1]
クロークの番号札を思い浮かべてください。札が手元にあっても、預けたコートを今この場で羽織れるわけではありません。引換えの段階を通って初めて使えます。ポイントも「持っていること」と「この注文に使われること」の間に段取りがある、と考えると整理しやすいんですね。
ただし、ポイントは預けた現金を返してもらう番号札ではありません。利用条件や残高があり、必ず充当される保証もありません。この例えは、手元の残高と実際に使う時点を分けるためのものです。
まずは現金決済か、クレカ決済かを見る
投信積立の説明。事前のポイントサービス登録が必要。ジュニアNISAは対象外。
ポイントを使えるのは、決済方法を「現金」にした投信積立です。「クレジットカード」にした積立には利用されません。カード利用でポイントを受け取ることと、その積立の支払いにポイントを使うことは別のサービスです。[2]
事前にSBI証券ポイントサービスへ申し込み、メインポイントにVポイントまたはPontaポイントを選びます。投信積立のポイント利用設定はPCサイトで行います。ジュニアNISAでの積立も対象外です。[2][3]
クレカ積立だった方は、ポイントを使うためだけに慌てて決済方法を変えなくて大丈夫です。いまの積立が何決済かを確認し、自分がしたいのは「貯めること」か「使うこと」か、先に一つ決めておきましょう。
月間上限1,000ポイントを設定する例
ここでは「毎月使うポイントは1,000ポイントまでにしたい」という設定例で進めます。実際の保有ポイント数や買付金額を表すものではなく、必ず1,000ポイント使われるという例でもありません。
PCサイトにログインし、「投資信託」→「口座管理」→「積立設定」から、積立注文ポイント利用の設定変更へ進みます。利用できるポイントをすべて使う方法と、月間の上限を決める方法があるので、この例では後者で1,000ポイントを指定します。[2]
確定後は積立設定一覧へ戻り、ポイント利用の設定状況と、指定した月間上限が意図どおりかを読み直します。あわせて対象の積立が現金決済であることも照合できたら、設定の確認は完了です。ここで確認したのは設定であり、買付完了ではありません。[1][2]
発注前の現金と、約定後の利用実績は別々に確認
次回の発注予定日を確認し、その前営業日までに入金を済ませるのがSBI証券の案内です。「積立額から1,000ポイント分を引いた現金で足りる」と自己判断せず、発注に必要な現金の買付余力を確かめます。[2][3]
ポイント利用によって使わなかった現金も、すぐに余力へ戻るとは限りません。公式案内では、その拘束が解放されるのは約定日の翌営業日の、さらに翌日の午前3〜4時頃です。買付後に「現金もポイントも引かれた?」と思ったら、まず約定日とこの処理時点を分けて確認しましょう。[1]
投信の注文内容はPCサイトの「取引」→「投資信託」→「注文照会(取消)」、または「取引」→「注文履歴」で確認します。「約定履歴」ではポイント利用を確認できないと案内されています。表示先を間違えて「使われていない」と決めつけないことが大切です。[4]
今日の確認は、メインポイント・決済方法・月間上限・次回発注予定日を一枚にメモするところまでで十分です。予定どおりの利用か分からなければ、銘柄名・注文番号・約定日・確認時刻を添えてSBI証券へ問い合わせましょう。同じ買付を追加して確かめる必要はありません。
よくある質問
積立が複数あると、上限1,000ポイントは各ファンドで使えますか?
月間上限はファンドごとに1,000ポイントを割り当てる意味ではありません。SBI証券は先に約定する積立注文から利用すると案内しています。先の注文で月間上限に達すれば、残高があっても後の注文には使われません。どの銘柄で使われたかは注文内容を確認してください。[1]
